2019年12月7日

入居一時金について

有料老人ホームに入所する際、入居料や管理費、その他に含まれないものに「入居一時金」というものがあります。
賃貸住宅を契約する場合「居住権」を得ることができますが、老人ホームの場合は一時入居金を支払ったとしても「居住権」を得るのではなく「終身利用権」を得るということになります。

一般の考え方としては入居料に含まれない、入所の前に納めるということで住む権利を得られるというふうに考えられますが、この費用は自分の部屋や施設の設備、サービスを終身にわたって利用する権利というものです。
入居一時金は終身利用権を月ごとに償却していきます。
つまり、一定期間が設定されており、施設や年齢によっても異なり、多くが5年というふうになっているようです。
入所者によっては1年で退所される方もいるでしょうし、5年を超えて継続入所している方もいます。

先ほど月ごとに償却されるとお話ししましたが、期間を満了していない場合は償却されなかった分は払い戻されます。
気になる「期間を超えての入所」ですが、一般的には追加料金は発生しませんので、契約時の注意事項として覚えておいてください。最初で確認を取る、うやむやにしないことで後にトラブルを防ぐことができます。
実際に入居金が返還されないケースとして厚生省でも注意喚起をしています。入居一時金についての厚生省の資料